いまさらながらiPhoneアプリ勉強会第4回について考えてみる。


ということで、いまさら金曜日のことを振り返ります。

イベントの概要、まとめ記事などは下記リンクを参照してください。


http://www.appbank.net/2010/09/12/iphone-news/166930.php


今回のゲストは3人のかわいい女の子たち。
[twitter:@mamiruton]  トンコンタンのトン。ツイカラはテンション高い。
[twitter:@oYASUKOo]   トンコンタンのコン。ソリティアの女神。
[twitter:@spring_mao]  女子トーク?のmico。Oh My ガジェットガール。


全体として
・マミルトンが意外と緊張していて顔に縦線が入っていた
・やすこちゃんは意外に冷静に見えた
・まおちゃんはテンション上がりすぎてマイク離さなかった
のがそれぞれ見えて面白かったです。


これから本題

■ 情報の記録と伝達

ボクにとって、写真は記録です。
たまにエフェクトかけてみたり、カメラアプリを使ってみたりはしますが、ほとんどの場合は記録の手段に過ぎません。


でも、彼女たちにとって写真は伝達手段です。表現方法と言ってもいいかもしれません。
相手に何かを伝えるという意味において。


マミルトンが今回披露したのは、MAPのスクショから道案内用画像を作るまでの過程です。
複数のアプリを使いこなすさまに、会場内の多くの人間が見とれていました。
何でこんなに手間をかけるのか?という問いに彼女は答えました。


「言葉で伝えるよりもわかりやすい」


彼女にとってメールの文章を打つよりも確実に相手に伝えることが出来る手段なのです。
当たり前のように聞こえますが、ソレを実行している人は多くないと思います。
だからこそ手間をかけるのだと思いました。
言葉を紡ぎだすように作られていくのですから。



そして、写真が記録だけではないというのは多くの人が賛同するかもしれません。
写真を加工することで写し撮られたモノ以上のことを表現しようとしているのでしょう。


あと、ちょっとこの見出しに書くことではないかもしれないんですが、
ベストアプリとかお勧めとか逸話とかきいてて思ったのが

マミルトン→情報加工・伝達
やすこ→情報保護
まお→情報収集・蓄積

にそれぞれ分かれて話をしていたように見えてました。


閾値

115円なら躊躇しない。350円なら悩む。


彼女たちのアプリに対する金銭感覚です。
なんとなく、ボクにもわかる感覚ではあります。賛同する人も多いでしょう。
そして、3人ともクレジットカードで購入し、総額はあまり気にしたことがないようです。
こちらはいろいろ思うところがある方もいるかもしれません。30%OFFでiTunesCardが買える機会もあるのですから。


で、そんな感覚で400以上のアプリをDLしています。
半分が115円でも2万円以上使っているわけです。(時期的に数ヶ月程度で)
ほとんどが無料アプリという考え方もありますが、相当数有料アプリでしょう。


コレは一般的かといわれたら、そうではないと思います。
人によって購入基準はさまざまでしょうが、無料アプリしか落とさないとか考えてる人はまだいいほうです。
世の中にはダウンロードする方法も知らない人もいるわけです。


多くの人に1本でも有料アプリを購入してもらうことが出来、購入に関する敷居が下がればいいんですけどね。

■ デコメリ

デコメールiPhoneでも送受信できるメーラーアプリです。
3人が3人ともお勧めしてるアプリです。
デコメ使えないからって理由でiPhoneを買わない女性もいるとの事。


で、このアプリは無料です。


何をいいたいかというと、先の内容にも関わるんですけど、
iPhoneでデコメ使えるよ!しかも無料だよ!っていってiPhone買わない理由が減るのと、
iPhoneでデコメ使えるよ!有料だけど115円だよ!っていってアプリを買うきっかけになるのとではどちらが良かったのかなと。。。

まあ、無料でも何でもDLする方法を知ってもらうきっかけにはなると思うんですけど。


(ちなみにエンポスさんが人生で1度くらいしかデコメなんてもらったことないといっていたので、送ってあげました。)

■ アイコンはパッケージであり装幀であり

かわいい容器とか包装紙とかリボンとか捨てられなかったって記憶のある人多いんじゃないでしょうか?


本だって装幀によって売り上げが大きく変わります。
レコードだってジャケ買いなんで言葉もあります。
それはアプリでも同じことだといえるのかもしれませんね。
数回勉強会見てきましたけど、売れてるアプリ作る方はアイコンやらデザインやらにうるさいです。
それだけ神経使っている重要ポイントだって事です。
対象が男でアレ女でアレ。


それに、かわいいアイコンならフォルダに入れないとか、機能的でもかわいくないとフォルダ入りとか。
そんなこと言われても、人の目に付かないよりも目に付いたほうがいいですよね。


いずれは装幀家のような職業がアイコンデザインをする時代になるかもしれませんw



■ 最後に

印象としてはすごくテレビ的でした。
村井さんがおっしゃっていた「恋のから騒ぎ」とは違いますけど。


いわゆるF1層に受けるアプリみたいな。ただ、一般女性か?っていうと微妙な感じ。
そういうマーケティングもそろそろあっていい頃だと思います。(もしくはすでにあるのかな)